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独自指数

KMY(雪あすか) edited this page Jul 1, 2022 · 6 revisions

本アプリでは、競馬の素人が思いつきで適当に作った役に立たないデタラメな数値を表示し、ノイズとして楽しむことができます。数値の大きい馬が勝つこともまれにありますが、あまり当てにしないほうがいいです。独自の数値には以下のようなものがあります。

偏差値

偏差値を統計学的に説明すると、平均を50、標準偏差を10にした数字のことです。一般に偏差値は50より大きければ平均以上、小さければ平均以下となります。ただし今回算出する数値には、本来の偏差値のほかにもいろいろなものが混じっているので、厳密な偏差値ではありません。50はあくまで目安で、他の馬の数値と相対的に比較して考えてください。
本アプリでは、過去2年のレースに出場した全ての馬の成績から基準タイムを算出していますが、このデータには1メートルあたりのタイム平均と標準偏差が含まれています。その他にも、距離、馬場状態、競馬場ごとの差を考慮して、複数の競馬場で走っている馬でもなるべく正確な数値が出せるようにしています。他がやっているように50や10などといった定数を入れるのではなく、原則、統計学的に算出された相対的な数値のみを計算に利用するようにしています。
ただし競馬場の得意・不得意はこの偏差値からは分かりませんので、その場合は予想の各馬画面にある競馬場ごとの成績を確認してください。(※馬柱や傾向画面などに表示される偏差値は単回帰直線上の値(1.5.2より古いバージョンでは中央値)ですが、競馬場ごとの成績に表示される偏差値は最大値です)

※後で調べましたが、中央では遅い(タイム偏差値の低い)馬が地方では速く走れる(タイム偏差値が高い)場合が多いようです。複数の競馬場におけるタイム偏差値の算出は、ある特定の競馬場を基準にして計算することで平準化を図っておりますが(例えばある年の笠松の後3ハロンタイム平均は、中山の後3ハロンタイム平均の1.08倍でした)、それでも地方競馬で中央出身のタイム偏差値の極端に低い馬が活躍する場合があるのは、馬の数が少ない、一周が短い、観客が少ない、調教がほとんど本番競馬場を利用して行われるなど地方競馬特有の条件も関係しているかもしれません。一応どこかで計算ミスがあると推定して調査している途中ではありますが、はっきりしたことは私も競馬初心者なのでわかりません。とにかく、中央競馬での実績のある馬のタイム偏差値を確認する場合は、十分に注意してください。

タイム偏差値(T偏差値)

走破結果のタイムの偏差値です。

後3ハロンタイム偏差値(A3H偏差値)

後3ハロンタイムの偏差値です。

A3Hまでの偏差値(UA3H偏差値)

スタートから後3ハロン(ゴール前600メートル)に至るまでのタイムの偏差値です。800メートル以上のレースで設定されています。先行や逃げの馬のスタミナを見たいと思って作りましたが、有効かどうか全く分かりません。

※2.3.0以降は画面表示から除去されます。スクリプトからは引き続き利用可能です。

傾向系

荒れ度(レース)

レース結果の上位3位の馬の人気をそれぞれ2乗して加算した数値を14で割っています。例えば1〜3着の馬が全部1〜3番人気だった場合、計算式は以下になります。「

(1 * 1 + 2 * 2 + 3 * 3) / 14 = 1

これが大きいほどレースが荒れています。

乱調度(馬)

馬の順位を利用して算出した値の標準偏差です。大体30くらいを目安に、大きいほど順位のぶれが大きく、小さいほど安定した結果を出しています。
計算の過程で順位を頭数で割っているので、頭数が違っても同じような数値が出せます。また順位平均ではなく標準偏差なので、数字が小さくでもいい結果を出しているとは限りません。