rAntenna は Ruby で記述された Web サイトの更新時刻取得エージェントです。 以下の特徴があります。
- Ruby で書かれている。
- 出力形式が RDF (HTML 出力も対応)
リリース版は以下からダウンロード可能です。
最新版
安定版
古いバージョン
- https://github.com/downloads/elpeo/rantenna/rantenna-0.0.4.tar.gz README
- https://github.com/downloads/elpeo/rantenna/rantenna-0.0.3.tar.gz README
プログラム本体の他に、
- Ruby1.6.7 以降
- uconv (Ruby1.8.1 以前で UTF-8 で出力する場合)
- ruby-zlib (Ruby1.6 で input_lirs.rb, output_lirs.rb を使う場合)
が必要です。
http://elpeo.jp/antenna/ で rAntenna を利用した更新時刻取得サイトを運用しています。
rAntenna は Ruby で書かれていますので、 まず Ruby がインストールされているか確認します。 インストールされてなかった場合はまず Ruby をインストールしてください。
次にダウンロードした rAntenna を適当な場所で以下のように解凍します。
$ tar xvzf rantenna.tar.gz
解凍が完了すると、rantenna と言うディレクトリができています。 このディレクトリを /var/www/html/rantenna 等、 Web サーバーの公開ディレクトリにコピーすればインストールは完了です。
配布ファイルの中に dot.htaccess というファイルが同梱されていますので、 こちらを .htaccess にコピーします。
rAntenna の設定ファイルは antenna.conf です。 配布ファイルの中には antenna.conf.sample というサンプル設定ファイルが 同梱されていますので、こちらを antenna.conf にコピーし、 必要な変更します。 必須項目は以下のとおりです。
@title アンテナのタイトルを入れてください。
@copyright Copyright を入れてください。
@antenna_url アンテナのURLを入れてください。
@rdf_url 出力されるRDFファイルのURLを入れてください。
@urls 巡回するURLを入れてください。
形式は、
タイトル, 作者, URL, 巡回URL
です。巡回URLが無い場合はURLを使います。
以下の項目は任意で設定してください。
@filters フィルタを入れてください。
@rdf_path 出力されるRDFファイル名を入れてください。
絶対パスも使用できます。
@link_format URLからリンクを作成するフォーマットを指定してください。
詳しい記法は antenna.conf.sample を参照ください。
@filters の設定方法については、フィルタをご参照ください。
@link_format で go.rb を使う場合の記述方法については、 go.rb をご参照ください。
rAntenna では update.rb というコマンドを実行したときに Web サイトの更新時刻を取得します。
定期的に更新時刻を取得する場合は cron を使い、 定期的に update.rb が実行されるようにします。
update.rb を実行する際の引数として、conf ファイルのパスを1つまたは複数指定できます。引数を指定しない場合は、update.rb と同じディレクトリにある antenna.conf というファイルを使用します。
この他の機能拡張・利用法に関しては rAntenna plugin を参照ください。
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- HTML 出力
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