AutoSpammerResolver

これはなに?

Mastodonでユーザーにより報告されたspamを、問答無用で始末(サスペンド)するスクリプトと、 リモート公開ストリームに流れてくるスパムを自動的にレポートして始末(サスペンド)するスクリプトです。 利用には下記の権限が必要です。

• admin:read:reports 提出されたレポートの参照
• admin:write:accounts サスペンド処理
• admin:write:reports レポートの更新
• read:statuses 公開リモートタイムラインの参照
• write:reports レポートの提出

AutoSpammerResolverのつかいかた

「開発」 -> 新規アプリから、アプリを作成してください。

• アプリの名前: てきとうに名前を付ける
• アプリのウェブサイト: 空欄
• リダイレクトURI: urn:ietf:wg:oauth:2.0:oob
• アクセス権
  • admin:read:reports
  • admin:write:accounts
  • admin:write:reports
  • read:statuses
  • write:reports

作成できたら、生成されたアクセストークンを、 config.jsonのAccessTokenに記述してください。 また、DonURLを自身が管理しているMastodonサーバのURLにしてください。

{
  "DonURL": "https://social.mikutter.hachune.net",
  "AccessToken": "生成されたアクセストークン"
}

未解決の報告を確認する

実行すると、下記のように対象者の情報が表示されます。 デフォルトでは最新50件分を処理します。この制限は--limit 10のように変更できます(最大200件)。

% python3 AutoSpammerResolver.py
ReportID: 1341
Category: spam
ActionTaken: True
TakenAt: 2024-02-17T16:47:32.955Z
Comment:
Forwarded: True
CreatedAt: 2024-02-17T16:31:08.772Z
UpdatedAt: 2024-02-17T16:47:32.958Z
Reporter: reporter_name@None
Target: target_user@target_domain (111947772733136565)
Suspended: False
...

始末する

実際に始末する際は、--executeオプションを付けて実行してください。

% python3 AutoSpammerResolver.py --execute
ReportID: 1341
Category: spam
ActionTaken: True
TakenAt: 2024-02-17T16:47:32.955Z
Comment:
Forwarded: True
CreatedAt: 2024-02-17T16:31:08.772Z
UpdatedAt: 2024-02-17T16:47:32.958Z
Reporter: reporter_name@None
Target: target_user@target_domain (111947772733136565)
Suspended: False

Executed.

始末すると、対象となったアカウントはサスペンドされ、 レポートにも解決フラグが設定されます。

解決済みのレポートを確認する

既に解決済みのレポートを確認したい時は、--resolvedオプションを付けて実行してください。

% python3 AutoSpammerResolver.py --resolved
ReportID: 1341
Category: spam
ActionTaken: True
TakenAt: 2024-02-17T16:47:32.955Z
Comment:
Forwarded: True
CreatedAt: 2024-02-17T16:31:08.772Z
UpdatedAt: 2024-02-17T16:47:32.958Z
Reporter: reporter_name@None
Target: target_user@target_domain (111947772733136565)
Suspended: True

カスタマイズ

target_checkメソッドを変更すると、対象を絞り込んだりできます。

Mabosstiffのつかいかた

AutoSpammerResolverと同様にconfig.jsonを作成し、Mabosstiff.pyを実行するだけです。 サスペンドされたアカウントと投稿に関する情報は、blacklistディレクトリ以下にJSON形式で記録されます。