「VMGファイル変換ツール」は携帯電話で使われていた「VMG」拡張子のメールファイルを時系列でマークダウンファイル出力するツールです。
emlファイルに変換したりメールソフトへインポートせず、過去メールを一覧で見ることが出来ます。
「VMG-Output.exe」をコマンドプロンプトから実行します。
引数は「VMG-Output.exe[フォルダパス][マークダウンファイル出力パス]」です。
フォルダパスにある「*.VMG」拡張子ファイルをサブディレクトリ含めて探索します。
> VMG-Output.exe Sample Sample\output.md
3 ファイルが見つかりました
C:\vmg-output\Sample\E2__0000.VMG 読込[OK]
C:\vmg-output\Sample\E2__0001.VMG 読込[OK]
C:\vmg-output\Sample\E2__0002.VMG 読込[OK]
Sample\output.md 出力 (OK:3, SKIP:0, NG:0
1行ずつ頭文字を認識して処理します。
空行はスキップします。
日時、送信元(From)、発信先(To)のいずれかが欠けている場合はキー情報無しとしてファイル読み込みをスキップします。
日時、送信元(From)、発信先(To)、タイトル、本文が全て同じファイルは重複扱いでスキップします。
特殊文字や記号は本文扱い、絵文字やデコメ等の変換は行いません。
VMGファイル
BEGIN:VMSG ←無視
VERSION:1.1 〃
X-IRMC-STATUS:READ 〃
X-IRMC-TYPE:INET 〃
X-IRMC-BOX:SENTBOX 〃
BEGIN:VENV 〃
BEGIN:VBODY 〃
Date: Fri, 03 Jun 2011 09:09:09 +0900 ←日時
From: guy@co.jp ←送信元
Subject: 明日の予定 ←タイトル
Reply-To: ←無視
To: girl@co.jp ←発信先
Cc: ←無視
Bcc: 〃
MIME-Version: 1.0 〃
Content-Type: text/plain; charset=Shift_JIS 〃
Content-Transfer-Encoding: 8bit 〃
←無視(空行)
おはよう。 ←本文
明日は朝8時に駅集合で。 ←本文
←無視(空行)
END:VBODY ←無視
END:VENV 〃
END:VMSG 〃
マークダウンファイル(VMGファイルが複数でも1ファイルに集約)
2011/06/03 09:09:09 guy@co.jp -> girl@co.jp [明日の予定]
```
おはよう。
明日は朝8時に駅集合で。
```
「MkDocs」等の静的サイトジェネレーターを使うことで見やすく加工できます。
作者のガラケーauメールのみテスト済みです。
他メールソフトは未確認のためご了承下さい。